医療法人兵頭歯科医院
院長 兵頭 享治
趣味 食べ歩き(B級グルメ)居酒屋メニュー大好き
美術館めぐり
医療法人兵頭歯科医院
院長 兵頭 享治
趣味 食べ歩き(B級グルメ)居酒屋メニュー大好き
美術館めぐり
幼少の頃は「神童といわれた」・・・と紹介したいところですが、いたって普通の「ガキ大将」だった医院長、兵頭享治は、愛媛県西予市に生まれました。小・中学時代の9年間は柔道に熱中し、中学時代には愛媛県大会において優勝、まさに「ガキ大将」として名実ともに成長したのです。
そのころ活動の拠点は、秘密基地でした。山を駆け回り、川で魚を採り、弱きを助け、自然に恵まれた環境は、彼を優しく?逞しく?育ててくれたのです。やがて秘密基地からも離れ、ごく普通の高校生活を過ごしました。
卒業後、"建築を学ぼう" と東京の大学へ進学、当時の大志は「神社やお寺、古い建物を修理したい」という夢でした。きっとガキ大将時代に培った自然をこよなく愛する心と、あの頃は幼すぎてできなかった思いが根底にあったと思います。
ところが、人生最初の転機が訪れます。
建築の道を「ガキ大将の恩返し」と表現すれば、"社会はそう甘くはなかった"のです。心はガキ大将のまま社会に出た彼は、夢と現実のギャップに悩みます。誰にでも訪れるであろうこの経験は、フラストレーションをためこみ、自分が喜べず、許せず・・・とうとう飛び出してしまったのです。
苦労して入った大学も、敢えて退路を断つべく辞め、「何か自分にしかできない職業があるはずだ」と、模索する日々がその後、三年間続きます。今、振り返ると、逃げ道を絶って背水の陣で臨もうとしたあの頃は、「若さ」だけでなく彼の人生を象徴する生き方なのです。
田舎に戻り、さまざまな仕事を経験し、大勢の人と出会い、「歯科医」の必要性を目の当たりにします。
当時は歯科医が足りず、歯の痛みに悩むたくさんの人を自分で治してあげることができたら・・・と、歯科大を受験し合格したのです。そして今、
「仕事に命を賭けていますか?」
この問いに胸を張って「勿論です」と応え、「あたりまえだろう」と二言目が付く院長の人生は、ちょっと風変わりな「正義の味方」に変身したのです。